ちばの小松菜のこと

これは収穫後、畑のすみっこで育てていた小松菜です。
栽培しているお婆ちゃんが、スッポリ隠れてしまうほどの大きさです。
春先に黄色い花を付けていたので、菜の花だと思っていたのですが、
お婆ちゃんが「種を取る為に育てた小松菜だよ」と教えてくれました。
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小松菜は東京との県境、江戸川の向う側江戸川区小松川で江戸時代から
栽培が始まったとされている、12~2月が旬のアブラナ科の冬野菜です。
あくが少なく、おひたし、炒め物、鍋の具材にと幅広く使われます。
江戸風の雑煮の具としても欠かせません。自分も子供の頃から正月三日は、
蒲鉾、かしわ、小松菜の入った素朴な雑煮で育ちました。

根元を見ると一株の小松菜が大きく育っている事が分かります。
小松菜は生育が早く、寒暖にも強く種を採取しやすいそうですが、
冬の収穫終盤に、枝振りが多く分岐しそうな物を選別しておくそうです。
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一株に何百とさやが付いていて、さやの中には10数粒の種が詰まっています。
晴れた日に3、4日干してムシロの上で棒でたたくとポロポロ種が取れるそうです。
取れた種を更に乾燥さて、秋の種まきまで取って置くそうです。
秋に種をまき、冬に収穫され、春に残しておいた株が花を咲かせ、夏に種をとる。
小松菜も一年四季を通して栽培されている事が分かります。
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千葉では千葉市、船橋市、松戸市などベイ・東葛飾エリアで多く栽培されているようです。
美味しい小松菜の選び方としては、肉厚が良く葉色が濃いもの。
特に旬の冬場、霜にあたったものは甘みが強くなり風味も強く美味しいそうです。
小松菜の種の採取を見学させていただき、今年の冬の楽しみが増えました。
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by chibanokoto | 2011-05-25 03:56 | 最近体験した●●●のこと  

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