ちばのみりんのこと その2

船着き場跡から歩く事数分。老舗の酒屋「かごや商店」さんに辿り着きました。
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かごやさんは、先祖代々生まれも育ちも流山。
創業明治35年、100年を超える老舗です。
三代目の現ご主人が、流山ブランドを立ち上げたのが20年程前。
清酒、梅酒、きく芋のもろみ漬けなど、安全、安心で美味しい品物を目指し、
約10種類の流山ブランドがな並んでいます。
その内の一つが「古式造り 流山本みりん」です。
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白味醂発祥の地に、伝統的な本みりんがあった事になんだかホッとします。
この本みりんを醸造しているのは、流山市と野田市の境を流れる
利根運河沿いで清酒「勝鹿」を醸す窪田酒造さん。
かごやのご主人によれば、味醂醸造に強い思いのある5代目?蔵元が、
自ら三河まで出向き、西の味醂醸造も学んできた程なんだとか!
是非とも訪問してみたい蔵元さんです。

かごやさんは老舗でありながら、街に根差し街を大切にしている酒屋さん。
ご主人も、女将さんもとても気さくに話掛けてくれます。
江戸川の船着き場跡の事も教えてくれました。
こちらにお邪魔する前に、私たちが見た船着き場の跡は、
流山に8場あった渡し船の跡で、流山に逃れていた新撰組の近藤勇が、
新政府軍に投降し連行される時に使われた渡しの船着き場だったそうです。
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昭和35年まで存続していて、近藤勇の謂れがある流山矢河原(やっから)の渡し跡?

江戸時代に江戸川が削開された時、分断された村もあり
対岸同士で同じ地名が残っている場所も少なくありません。
対岸に身内も多く、お互いの田畑の作業や行商、参拝にと頻繁に行き来が行われ、
50年程前に道路が整備され橋が架かるまでは、渡しは生活に欠かせない存在だったそうです。

この江戸川を、しばらく遡ると利根運河に繋がります。
その運河沿を辿ると窪田酒造さんが見えてきます。

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by chibanokoto | 2011-06-11 02:27 | 最近体験した●●●のこと  

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