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大原の古酒「古今」のこと

1956年 高温山廃モトを導入。
1965年 長期熟成酒の開発に成功。
1967年 自然農法産米による自然酒の製造を始める。
1971年 都内にて9年ものの古酒「オールド木戸泉」販売
1972年 一段仕込み多酸酒「アフス」発売
1976年 純米古酒「古今」誕生。

何れも30年以上も前の話しです。
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いすみ市大原の木戸泉酒造が、いかに革新的な酒蔵かが伺えます。
当時は奇抜な酒と苦労もあったそうですが、今ではそれが個性となり
古酒と言えば木戸泉と言われるまでになり、蔵の大切な財産となっています。

その最高峰が「古今(コキン)」
昭和天皇の侍従長、故入江相政氏が愛飲し、
自らラベル字を手掛け命名した山田錦、純米原酒の20年古酒です。

・味わいにコクがあり、ふくらみのある酒。
・自然米、三原菌(麹菌・乳酸菌・酵母菌)がのびのびと発酵した酒。
「旨き良き酒の追求」木戸泉酒造のテーマです。

良い酒は、旨みを持って熟成し、なおも価値を発揮する事を
この古今は体感させてくれます。
視覚、嗅覚、味覚。更に味覚では、甘味、酸味、旨味、ビターな加減と
感性で味わう日本酒と言っても過言ではないと思いますよ。
日本酒の古酒を、未経験の方は是非お試しを!
「古今」は古酒ならではの深い味わいと、ドライな余韻を兼ね揃えた
古酒の王道を行く酒だと思うのです。
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・麹、掛米 山田錦
・精米歩合 60% 
・協会7号酵母
・18%以上19%未満
・720ml 6,200円

・木戸泉酒造 千葉県いすみ市大原7635-1



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by chibanokoto | 2011-07-27 04:01 | 最近体験した●●●のこと  

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