ちばの横断鉄道のこと

小湊鉄道といすみ鉄道を乗り継ぎ、房総半島を横断してみました。
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JR内房線「五井駅」で接続する小湊鉄道は「上総中野駅」までの18駅、
39kmを繋ぐ単線のディーゼル車です。
所要時間は1時間強なのですが、全線運行は平日1日3本と少なく、
時間帯によっては、途中駅で身動きが取れないという事態に陥ります・・・。
乗った車両も、終点1つ手前の「養老渓谷駅」行きの為途中下車。
待ち時間はた~っぷりと(1時間40分)あるので近くを散策です!
駅から10分程で養老川に掛かる大きな橋にたどり着きました。
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谷間に木々が茂り、なかなか見応えもあり清々しい場所です。
「五井駅で買った駅弁はここで開くのか!」と納得。何故出発前に食べてしまったのか・・・。
途中、岩場の湧き水や菜の花、蜂の巣なども発見し意外と楽しめました。
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ちなみに2012年4月には、途中駅の「飯給(イタブ)駅」に世界一大きな個室トイレが完成します。
その大きさは200㎡。周囲を杉丸太で囲んだ草原の中心にガラス張りのトイレを設置。
鉄道の待ち時間を考慮すると、一人で2時間掛け、体育館とほぼ同じ広さの
トイレで用を足すイメージでしょうか?なんだかとっても壮大です。

そうこうしているうちに終着駅行が到着。1駅乗り継ぎいすみ鉄道と接続です。
こちらも「上総中野駅」からJR外房線と接続する「大原駅」までの14駅、
約27kmを1時間弱で結ぶ単線ディーゼル車です。
前身は大原と木更津を結ぶ鉄道として計画され、1930年(昭和5年)に開業した
国鉄木原線です。木更津の木と大原の原から取られた名前なのですが、
赤字路線として計画は途中で止まり現在の運行区間のまま、
1988年(昭和63年)にいすみ鉄道に転換され運営されています。
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小湊鉄道も、五井と安房小湊(外房鴨川)を繋ぐ路線として、
1917年(大正6年)に計画、設立された鉄道会社なので名前が小湊鉄道です。
戦後の資金難などから1928年(昭和3年)「上総中野駅」までの開通を最後に、
路線延長は止まるのですが、1934年(昭和9年)に木原線(いすみ鉄道)が
「上総中野駅」までの路線を開通し小湊鉄道と接続しました。
ここがお互いの終着駅、接続駅となったことで、
それぞれの房総横断鉄道の計画は達成されたと言えるのかもしれませんね。
おかげで今はこうして小旅行が出来るわけです。

里山や林、川、と千葉の豊かな自然風景を抜け、間もなく旅の終点「大原駅」
こんなにのんびりと4時間を過ごしたのは久しぶりかもしれません。
帰りはJR内房線を利用しますが、待ち時間は1時間。
なので急遽大原の酒蔵、木戸泉酒造さんに立ち寄り生酒を購入しました。
良い旅の思い出とお土産も出来ました。
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これからの沿線は、菜の花も少し残り、桜も開花し花々が彩る季節です。
たまにはこうしてゆっくりとした一日を過ごすのも良いものです。
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by chibanokoto | 2012-03-31 06:32 | 最近体験した●●●のこと  

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