勝浦のタケノコのこと その2

勝浦の高旨農園さんの筍。
例年に比べ芽吹きが遅かったのですが、そろそろ旬を終えようとしています。
画像の中央でこんもりしているのが筍です。
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気が付か無い位の膨らみを掘り進んで行くと、こんなに立派な筍が現れます。
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珍しい白筍も1日数本掘れたそうですが、今年はこんな物も現れました。
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びっちりと地中に埋まる竹の根から無数に顔を出す芽が筍ですが、
通常は近くの芽の養分を分配し合い、1範囲に1本ずつ顔を出すと言われています。
1本の根に同じ位成長した筍が、並んで3本も現れるのは珍しいですね。
その他にも80cmにもなる大きな筍が掘れるそうで、
ある東京の料理屋さんは、毎年自ら筍掘りに参戦して仕入れるほど楽しみにしているそうです。
その料理屋のお客様も、毎年春になると高旨さんの大きな筍を楽しみにしているのでしょうね。

筍は竹の下に旬の字が入る程、旬を象徴した食材だと思います。
その名の通り、1年の内ほんのいっとき味わえる季節の恵みです。

筍好きは毎年この時期を楽しみにしていますが、
今年は残念な事に走りの時期、 千葉の一部の地域で筍の出荷が制限されました。
高旨さんの筍は行政の検査でも大幅に基準値以下、
自ら依頼した調査機関の検査も大幅に数値を下回り無事に出荷出来ました。

先の料理屋さん始め、筍は4月5月の献立に欠かせません。
高旨さんは毎日筍を掘り、市町村を超え検査表を持ち、
出荷出来ない地域、需要に応えられない地域のフォローにもまわっていました。
公正な情報を開示し、きちんと質問にも応えてくれる生産者さんがいることは嬉しい限りです。
一方では泣く々実った作物を諦める生産者さんも沢山いたようです。
風評被害もあったようです。難しい問題であくまで主観ですが、
今年の筍に思う事は、私達も情報を得る権利がある一方、溢れる情報を整理し
正しい判断をする義務があるのだろうという事。ブログの訪問先では、
我が子のように真摯に作物を育て出荷する生産者さんに沢山お会いできました。
普通ならどんなに手塩に掛けた物でも、あえて悪者になるような事はしないでしょう?
然るべき機関が解決に取り組み成果を公表してくれて、
誠意ある生産者さんがいて、私達がきちんと情報を判断し応えられれば、
来年もこの時期、美味しく千葉の筍を味わえるのであろうなと思うのでありました。



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by chibanokoto | 2012-05-09 03:44 | 最近体験した●●●のこと  

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