印旛沼の鰻のこと

奥様が風邪をひいたので、元気が出る物をと印旛沼へ。
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印旛沼でうなぎを養殖する印旛沼漁協には、水産センターが併設されていて
鰻を食べる事も買って帰る事もOKなのであります。
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かつての利根川と、つながる印旛沼はうなぎや川魚が豊富な漁場だったそうで、
近くの成田山新勝寺の参道に鰻屋さんが多いのはその為なのだとか。
江戸でうなぎが人気となった頃、江戸から来る成田詣のお客を相手に
川魚屋が鰻屋を開き「成田と言えば鰻」と言われるまでになったと聞きます。

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水産センターの鰻の白焼きと、
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なまず天丼。フワフワで美味しかった。
それと忘れてならないお土産の白焼き。

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養殖場に天然うなぎの回遊についてが紹介されておりました。
ここまで解明されたのは最近の事の様で、謎の多いうなぎは明治時代、
長芋が化けたものでは?と真しやかに囁かれたほど。

以前、東京大学海洋研究所の先生が紹介していた説では、
親うなぎは産卵のため河口から海を渡り、
磁場を頼りにグアム島近くの海底山脈に集まるそうで、
そこで新月の日だけ産卵を行うのだとか。神秘的であります。

誕生したうなぎの子は笹の葉の様な形になり、
北赤道海流に乗って西へと漂い、フィリッピンあたりにたどり着くと
シラスうなぎに変体し、今度は黒潮に乗って日本の河口に戻ってくるという、
おおよそ5000kmにも及ぶ大冒険を繰り広げているとの事であります。
そして川を遡上し成長すると、よく知るうなぎの形になるのであります。

利根川、印旛沼にも天然うなぎは沢山いたそうですが、
産卵場所へ辿り着けなかったり、自然現象で潮目が変わり帰れなかったり、
川岸工事などで遡上することが出来なかったりと、
うなぎの冒険は過酷なのであります。
そんなこともあって、鰻を食べると精がつくのかも・・・。

さて、印旛沼。
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せっかく来たのだから1週回ってみようと案内板を見てみたところ、
でかい。
想像以上にでかい沼。

印旛沼の広さは約12km2、東京ドーム約250個分。
八千代市、佐倉市、成田市、印西市、印旛郡酒々井町、栄町
にまたがる周囲47.5kmの巨大な湖沼。
印旛沼流域(降った雨が印旛沼に流れ込む範囲)に至っては、
千葉県の10%に相当するのだとか・・・。

せっかく来たのだからと、車で駆け足で廻りました。
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途中にはナウマン象。
(1万年前、水を飲みに来て沼にはまった
ナウマン象の親子の化石が発掘された。だったかな?)
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中にも入れるオランダ風車。
(チューリップ祭りが開かれるとか)

他にも水鳥が集まる場所や、見所が沢山あるようですが
大事な土産があるので今回は帰路へ。
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今度は家族でゆっくり廻って見たい、のどかな場所なのでありました。
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by chibanokoto | 2013-02-26 01:23  

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