カテゴリ:最近体験した●●●のこと( 105 )

 

FsLABO 原木椎茸

今年も立派な椎茸がとれました。
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FsLABOのコーチ、高旨さんの原木栽培椎茸です。

木々に囲まれた勝浦の里山で、冬の椎茸が最盛期です。
一般的に原木には「くぬぎ」や「なら」「栗」「椎」などが使われますが、
高旨さんが使用する木は主に「なら」です。
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椎茸は原木から栄養を吸収しながら実を形成します。
千葉県の「なら」は、生息している周りの草木も発育が良いので、
木にツタのように巻き付き、真っ直ぐな原木を大量に安定的に入手する事が難しく、
毎年近隣県の寒冷地からも、栽培する椎茸に相応しい原木を取り寄せています。

さらに椎茸の菌糸を活発に繁殖させるには、年輪の外側にあたる
色の薄い辺材と呼ばれる部位と、樹皮面積が多い物が向いています。
原木選びと管理は非常に重要で大切な作業であり、とても重労働です。
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初冬に伐採した原木は、2ヶ月位かけて風と日にあて余分な水分を除きます。
この年は2月末に15,000本の原木が長さ1m程に揃えられていました。

そして3月に入ると椎茸菌を植え付ける「植菌作業」です。
原木に穴を開け椎茸菌を植え込みます。一本の木に20箇所くらい?
菌を植え付けた原木(菌が付いた木はホダと言います)は四角く組まれ、
椎茸菌が原木を腐朽しながら十分に栄養を吸収して行くのですが、
その間何度か天地を入れ替えながら、
まんべんなく椎茸菌が回るようにホダを組み替えていきます。
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椎茸の発生適期が来るまでは、じっくりと管理しながら待つ事になるのですが、
管理する場所も重要で、適度な温度と風通しの良さが必要になります。
そこで高旨農園さんではキウイの棚を利用します。
キウイの葉が茂る春から初夏は日差しを避けてくれ、
棚の下に組まれたホダは風通しも確保出来る分けです。

夏場は温度が上がり過ぎる(35度以上)と椎茸菌自体が死んでしまいます。
風が通り過ぎても乾燥してしまい、椎茸が育つ前に干からびてしまうので、
散水したり、置き場を山の下にしたりと工夫をしています。

晩秋、もうひとつ重要な作業が「浸水」
腐朽が進み、椎茸が発生しやすい状態になったホダを冷水に一晩漬けます。
椎茸菌の成長には水分と酸素が必要になるので、
この作業によって原木に最適な水分を保持させるそうです。

なんだか寝ていた椎茸菌が起きて、顔を洗って発生の準備してるみたいです(笑)
原木の水分が多過ぎれば、その分含まれる空気は少なくなってしまうので、
健全な椎茸菌を育てる為には、
自然を相手にした様々な微妙なコントロールが必要なのです。
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高旨農園は「浸水」に豊富な湧水を使用します。
湧水の水源はこんなにきれいで素敵ところ。
川には今でもシジミやホトケドジョウ、カジカ蛙、蛍などが沢山生息していて、
ホウネンエビが泳いでいる程綺麗な水で、水田にも利用しています。
豊かな自然がたくさんの生物、植物や食物を育んでいるわけです。

十分に浸水したホダはいよいよ、発生用のホ場へ並べられます。
原木の中で菌糸が繁殖しきれ無くなると、樹皮に小さな椎茸が出はじめ、
初冬に美味しく成長し収穫期を迎えます。
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最盛期は11月過ぎ。いくら温暖な勝浦とはいえ、冬はそれなりに寒いです。
それは椎茸も同じことで、高旨農園の冬のホ場は肌寒い程度に調整されていて、
微妙な寒暖差を与え椎茸をじっくり成長させ、旨味をたっぷり蓄えさせています。
室温をコントロールするのが、自ら考案、改造した薪ストーブ。
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前面はストーブ、中間層を通る熱波は、増設した後方の簡易コンベクションに送られます。
コンベクションは低温でジワジワ熱が加わりますので、
味わいと栄養を濃縮した野菜チップやドライフルーツが作れる分けです(笑)
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ホダの寿命は2~3年。収穫の終わったホダはキウイの棚の下で、
保湿と温度を調整管理しながら、次の収穫期まで大切に保管されます。

休ませているホダには原基といって、
収穫時に椎茸に成りきれなかった菌糸が残っている事があります。
結果的に、そのまま2サイクル目を向かえる原基は
時としてこんなに大きなジャンボ椎茸になる事があるのです!
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このジャンボ椎茸にめぐり合えたらラッキーです。
バター醤油で焼くと、ステーキのような食べ応えで
旨味をたっぷりと持った椎茸となるのです(笑)



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椎茸にはエネルギー代謝に必要なビタミンB1,B2が多く含まれ、
ミネラルもバランス良く含まれて低カロリー。
キノコ類特有のレンチナンは抵抗力を助けると言われています。
エルゴステロールは陽を浴びるとビタミンDに変わる成分で、
カルシウムの吸収を助けるそうです。
干した椎茸も栄養価が高いようですね。
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高旨農園では冬の椎茸が終わっても、
ハウスで環境をコントロールしながら年間通して椎茸栽培を行っています。
天日で干した椎茸も加工しているから、いつでも椎茸があるので安心です(笑)


「ちばのこと」も参加する勝浦のFsLABO
現地でいろいろ体験し、食べて遊んで、ちょっと学べる空間を勝浦とネット上に作りました。
お時間ある時に、いちど覗いてみてください。
FsLABO http://fslabo.wix.com/farmerslabo

高旨農園Blog http://ameblo.jp/pr11/













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by chibanokoto | 2016-02-05 00:10 | 最近体験した●●●のこと  

勝浦のこと山側編

勝浦港をあとにして、市野川、原木椎茸の高旨農園さんへ。
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ここを訪れるのはもう何度目だろう?山里の景色、空気。
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小川のハヤの群れに、はしゃぎ戯れるおじさん達の影…。
やっぱりここが大好きだ。
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10月なのに椎茸も立派で、旬の真冬が楽しみ。
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今年は暖かい秋だからかな?軒先のナツメがまだ残っていましたよ。
乾燥物はよく見るけど、木からもいで食べたのは初めて。
さわやかで甘くて止まらない。椎茸の育ち具合を拝見し次の畑へ。
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ここは鳴海ポークの椎名畜産さんのお隣にあるFS'LABOの主畑。
この畑で美味しい野菜を作ってい頂ています。
椎名畜産さんは、母豚を飼育し産まれた子豚を育てる「一貫生産」で、
目が届く範囲で生産量を限定した小さな養豚場です。
ストレスを与えないように、自然の風と光を取り入れた豚舎は敷材も使わないので、
とっても綺麗!のびのび元気いっぱいに豚さんが育ちます。
「抗生物質」も「食品残渣」も使わない、健康的な畜産を行っています。
この豚舎から栄養たっぷりの堆肥を分けて頂き、畑の肥料に使わせて頂いています。
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鳴海ポークからの堆肥のみ、ほとんど除草しない畑からは力強い野菜が収穫される。
野兎や鹿、猪、野鳥もやってくる。この日は真後ろの茂みから
どデカいキジが、同時に2羽も羽ばたいたものだから腰抜けそうに…。
彼らも美味しいものが分かるのね。
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来年はここを主軸に取り組みが始まるんだなぁ。
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やっぱりここも良い眺めだ。

山を下り再び海側へ。
海岸沿の道路から1本中に入りJRの高架をくぐると、
突然目の前に現れるのは東灘酒造
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勝浦の地酒「東灘」都心部では別ブランドの「鳴海」をよく見かけますね。
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今は静かな佇まいも、11月になれば酒造りで活気付き3月頃までは忙しくなる。
春にまた訪れて新酒をいろいろと手に入れたいな~。

海あり、山あり、酒蔵ありの勝浦。
そしてそれをお皿に表現してくれるお店もある。
駅と港を結ぶ商店街の一角にあるビストロ「おーぼんあくいゆ
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赤い看板「レストラン」とトリコロールの旗が目印。
(本当においしい物の前や食べた後の画像はこうなるもの…。次回ちゃんと写真を撮りなおそう…。)
この日は事前にLABOの野菜と鳴海ポークを用意して頂き、
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さらには勝浦の鮮魚も一緒に「勝浦づくしの料理」を味わせて頂きました。
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ご主人いわく「勝浦で実は一番うまい魚、かさご」に畑で採れたウイキョウのピューレ。
魚は肉厚でほんとにおいしい。付け合わせの野菜もイキイキと引き立ち感無量。
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鳴海ポークは肩ロースとスペアリブのロースト。
最後に勝浦のジビエで鹿。カボチャと自家製パンが止まらない・・・。
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勝浦には食材を育てる名人がいて、それを表現してくれる料理人がいる。
見て触れて、聞いて…。五感で味わう。やっぱり勝浦はお皿の上まで眺めが良い。
そんな秋の勝浦紀行なのでありました。



勝浦のこと海側編へ
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by chibanokoto | 2015-10-28 19:09 | 最近体験した●●●のこと  

勝浦のこと海側編

久しぶりの勝浦へ!
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勝浦と言えば「日本三大」のひとつに数えられる朝市が有名。
400年の歴史がある勝浦の朝市は、水曜日と元日以外毎日開催されています。
この日も盛況で、到着した9時過ぎにはすでにもう…。
自転車乗ったおばちゃんが、「寝坊したー」と急いでいたのは、こうゆう事なのね。
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それでもお食事処や、露店もぽちぽち開いていて朝市の雰囲気を感じます。
勝浦名物「カツオ」も「メジ鮪」もパッキパキであります。
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朝市会場の奥に鎮座するのは「遠見岬神社」その急な階段を登ると、
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町の向こうの山側も、海側も、名前の通りよーく見える。
今日はこのあと山側にお出かけです。
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この日は10月とは思えないくらいの暑さで、階段下りたら
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「暑いんだから食べていきなー」と、わらび餅屋さんが試食をくれました。
勝浦朝市を訪れた方はご存知ですよね、わらび餅の南蛮屋。
試食の量が本域で驚きですがその味わいも驚き!
本当のわらび粉で作られた本物のわらび餅は、誰もが食べれば違いに気付くはず!
甘さとトゥルンとした食感が暑さを忘れさせてくれました。

気が付けば朝市も終盤、食事をしてない我々が飛び込んだのは魚屋さん。
朝市新鮮広場。
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にみえますが、奥には軽食コーナーがあり鮪の漬け丼をいただけます!
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それにカツオの漬け丼 いづれも600円で+100円で味噌汁が付いたかな
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地元の人の買い出しや、働いている方々がささっと食べるイメージなのかな?
小ぶりで丁度良く味はしっかり目で美味しかった。

魚屋さんから港に向かって歩いていたら、
テラスでおばちゃんが生ビール美味しそうに飲んでた…。
「寄ってきなよ、美味しいよ」「これから運転なんで…」「ちがうよソフトクリームだよ」
お店の名前は「日本で2番目に美味しいソフトクリーム」の夢テラスみよまつ
店内には各地から勝浦港に寄港した、漁船や漁師さんの写真がいっぱい。
昔からここに寄って、明治時代の神棚に手を合わせると大漁になるらしく、
確かにこの日もおやっさん達がソフトクリーム食べてた。
港町勝浦らしいエピソードだなあ。

路地に入ればこんな風景や
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こんな風景も絵になるよなあ~
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次回は初カツオの時期に漁港と房州節を見学したいな。


勝浦のこと山側編へ
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by chibanokoto | 2015-10-27 23:36 | 最近体験した●●●のこと  

市川市行徳の神輿のこと

市川市行徳のお神輿製作所、創業嘉永元年(1848年)中台製作所さん。
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江戸時代「行徳千軒、寺百軒」と言われた程の寺町行徳には、
腕利きの仏師や宮大工が集り神輿作りも盛んに行われていたそうです。

各地の物資や行徳の塩と一緒に神輿も江戸の町へ運ばれておりました。
そこから評判は広まり、行徳は神輿の本場として知られて行ったのであります。

今も中台さんには、北は北海道南は九州から製作依頼や修復依頼が届きます。
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修復前の昭和初期の神輿。

神輿は緻密にがっしり作られるので途中メンテナンスをするものの、
本格的な修復の周期はだいたい早くて20~30年なのだとか。
時間を超えて昔の職人さんの仕事と同期出来るなんてなんだか凄いお話であります。

様々な神輿が集まるので、当然部品も様々であります。
なので、中台さんには樹齢数百年の密度の詰まった古木の木材はじめ、
材質ごとに沢山の木材が揃っております。
そしてこれらの木材を目的の用途や形にあわせて加工して行くのであります。

神輿の繊細な部品を仕上げる道具もまた繊細。
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この小さなカンナは小さな曲線を作り出す為の物。
他にも彫刻用の道具が大小綺麗に整列しておりました。

「部品が無ければ適した材質で作るし、適した道具がなければそれもまた作るだけ」
「道具を知らなきゃ、大切にしなきゃ仕事は出来無いよな」
とは身にしみるお言葉であります。

神輿はそれぞれの職人さんの技術が集まり完成します。

木材を扱う木地師さんが神輿の形を作り出し、
芯柱を軸にひとつひとつの部品を組み上げることから始まります。
小さな神輿を使って仕組みを教えていただきました。
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そして一度組んでからばらされた核なる部品には、
塗師によって下地から仕上げまで何度も丁寧に漆が塗られ、
神輿に強度と艶やかな風格を与えます。
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彫刻師は神輿に躍動感や重厚さ、かざり師が打ち出し作った飾りの金物、
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金箔が貼られた枡組は神輿に豪華さを備えるのであります。
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そして屋根や土台の鋳物、組紐とそれぞれの職人の技術が神輿を飾り
1年掛りでようやく仕上がるのであります。

正直地元の祭りの神輿をここまでじっくり見たことは無いかも・・・。

たった年に1度、もしくは数年に1度の祭りの神輿に圧倒的な豪華さと
重厚さ、神々しさを感じる訳がぐっとよく分かった貴重な訪問なのでありました。
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by chibanokoto | 2013-09-27 04:09 | 最近体験した●●●のこと  

岩井のタコのこと

岩井海岸の小浦港でタコ漁船に乗せてもらいました。
漁期は6月から8月。
水温が上がり産卵期にあたるこの時期のタコは旨みが多く柔らかいそうです。
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仕掛けはこのカゴ。6カゴつなげた通称タコマンションであります。
港から約2km水深13m程の漁場に前日漁師さんが仕掛けてくれております。
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漁場に着くと早速引き上げ。引き応えも充分であります。
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「捕れなかったら・・・」といった不安も一掃!餌のサバに夢中のタコさんであります。
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吸盤がきれいに並んでいるのがメス、まばらな吸盤はオスなのだとか。
ちょっと怖い顔したタコさんでしたが、ひっくり返すと慣れ親しんだタコさん。
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そして初めて見た泳ぐ姿は「縮こまってシャーッ」とカッコよい。
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こんなのも採れました。せがれチョッとパニック。
漁師さんから「歯のない種類のサメでドチザメ」と教えてもらったとたん
強気のせがれは鷲づかみで鮫肌も観察であります。
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港に着くと内臓を外してくれて色々教えてくれます。
頭っぽい部分はかなり大きい胃で墨袋はイカに比べてちいちゃい。
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漁期も終盤という事でしたが地タコ(+サメ)採れました。
作業場で豪快に塩洗いし豪快に釜茹であります。
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湯上りのタコさんカワイイ。
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「房総のタコはサザエや伊勢海老を食べてるから旨さが違う」
と聞いたことがありますが、
とにかく取れたて茹でたては柔らかくて風味が強くて美味しい!

早くも来年の夏が楽しみになるような体験なのでありました!
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by chibanokoto | 2013-08-31 04:21 | 最近体験した●●●のこと  

柏と松戸のかき氷のこと

まだまだ暑さが続くのでたまらず柏でカキ氷であります。
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評判の三日月氷菓店も平日ならそんなに…
と、思っていたらすでに列をなしておりました。
…。
整理券もギリギリセーフ。
やっぱり夏はカキ氷なのね。
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三日月氷菓店の氷は日光の天然氷。
全国で5件と希少な採氷場のひとつ三ツ星氷室の氷であります。
ホームページによれば天然氷は分子が細かいから硬く溶けにくく
ミネラルが多いから滑らかなのだそうで、
ひとくち食べた宇治抹茶の側面は
綺麗に削られた氷が何層にもふわふわ重なり、
まるで実が詰まったレタスみたいであります。
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落ち着いた上品なお店なのでありますが…。
やっちゃいました。
人目を確認し器をこっそり両手で上げてぐびぐびと…。
だって手造りシロップも美味しいから
最後に溶けてしまったかき氷も美味。
かき氷としてはもちろん食べ物として大満足なのでありました。

拍車の掛かった我が家族は隣町の松戸市へかき氷のはしご…。

こちらは和菓子屋の相模屋さんのかき氷。
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毎年ゴールデンウィークに苺を買いまとめ天然シロップを造り、
6月頃から店先でシャカシャカかき氷が始まるのであります。
和菓子屋さんの造る贅沢なシロップだけあって
「いやぁ~日本人で良かったなぁ」と思うあんばい。
特に氷金時は歯にはしみづにハートにしみる一杯なのでありました。
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相模屋のかき氷は10月の松戸祭りまで。
地元の人々にとって、きっと子供の頃から慣れ親しんだ
思いで深いかき氷なのでありましょう。
初めて食べたはずなのに
なんだか落ち着く懐かしい
そんなかき氷なのでありました。

どちらのお店も個性的なかき氷。
なんともはかない夏の美味しいさなのであります。
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by chibanokoto | 2013-08-25 02:57 | 最近体験した●●●のこと  

木更津の車海老のこと

木更津港は大きな船が停泊しているので海運のイメージ。
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ではありますが、
潮干狩りは人気だし海苔の養殖も盛ん。
釣り場も多い町なのだとか。

港のすぐそばのお土産屋さんではアサリやあわびにetc...
そしてたくさんのクルマエビが売られております。
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丸まった時に「模様が車輪に見える」から車海老。

木更津は陸地での車海老養殖発祥の地なのだそうで、
ここでは活き車海老を買ったり食べたり出来るのであります。

お土産屋さんの奥はレストラン。
その場で買った魚介をバーべキューであります。

そう。

ここはTVでもよく見かける「活き活き亭」

なので県外ナンバーの車でいっぱいです。
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レストランの前には
車海老の養殖発祥についても記されておりました。


知人から聞いた話では
初夏から秋にかけてが旬の天然物は数が少なく
それを補う養殖もデリケートでとても大変。
海岸近くで生簀と海をつなぎ潮の満ち引きと連動させて育て、
出荷後も生簀は数カ月掛けて海水を抜き
土壌を干して天地返しして管理して…
と、なかなか大変な作業なのだととか。
陸地で養殖出来る様にしたことは
それはそれは画期的なことなのでありましょう。
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お土産やさんの目印はカラフルなタヌキたち…。
童謡「たぬきばやし」のショジョ寺は木更津の證誠寺のことで、
音楽好きの和尚さんとタヌキが歌い踊ったお話しであります。

木更津 × 音楽 = 氣志團ではありますが、
木更津 × 童謡 = タヌキなのでありました。

港近くの木更津駐屯地では毎年航空祭が行われるそうなので、
次回はそれに合わせて證誠寺まで足を延ばしてみたいものであります。
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by chibanokoto | 2013-08-13 00:22 | 最近体験した●●●のこと  

木更津のアクアラインのこと

今更ながら…

東京湾アクアラインを初体験。
1997年12月開通(16年も前なのね…)全長15km、
神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結び、
東京湾を横断する高速道であります。

千葉でのんびりしたいし~、起点は神奈川らしいので
首都高経由で羽田空港を横目に川崎から…。
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ザックリとした左=川崎市街、右=木更津の看板が見えてくれば、
いよいよアクアライン入りでございます!

川崎からの10km程は海底トンネルで、木更津からの5km程は海上橋。
トンネルと橋をつなぐ島が海ほたるPAであります。
東京湾を行き来する大型船と、上空の航空機を考慮した設計なのだとか。
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トンネルを抜けるとそこは東京湾の上。
いよいよ千葉県管轄の海ほたるPAでございます。
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海ほたるから見る東京湾はまん丸で、
海の上では東京と神奈川と千葉ってメチャメチャ近い。
左房総半島、右三浦半島。先っぽでくっついてるんでは?
と思うほど海の上では丸くて近い。
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川崎よりにある、もうひとつの人工島は「風の塔」
トンネルの空気調整やらなにやらの島であります。

犬?と魚のベンチ。(亀もいた)
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魚に座るさまは、
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まるで巨大魚にお尻かじられているみたいであります。

島の先のオブジェは、トンネルを掘ったときのカッター。
かなりでかい。
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これでゴリゴリ10kmも掘ってきたのね。

ソフトクリームも色々あった。
ソフトクリーム食べ比べだけでも満足出来そうなくらい。

幸せになれる?だっけかな?の金をかき鳴らしたら、
いいよいよブリッジへ。
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橋を渡る我が家の古車も、
きっと、
たぶん、
ハリウッド映画のワンシーンの様であるに違いない。
だといいなぁ。
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木更津が近づくと、海には海苔の養殖場が見えてきて
「おー、千葉だな」となんだか落ち着いたりもするけれど、
なるほど千葉は日本のかりふぉるにあだ。

時間できて、ちょっと遊びに行くには
アクアラインは充分な場所なのでありました。
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by chibanokoto | 2013-07-18 00:24 | 最近体験した●●●のこと  

佐原の東薫酒造のこと

「小江戸」と言えば川越、栃木、そしてここ佐原。
利根川とつながる小野川沿いと香取街道沿いに土蔵や店が並び、
江戸の風情を残す水郷であります。
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江戸時代に交通の要所、商人の街として発展した佐原の有名人と言えば

伊能忠敬 

55歳から全国を歩測し17年くらい掛けて、
大日本沿海輿地全図を完成させた偉人であります。
55歳まで何をしていたかと言うと…
50歳で隠居して念願だった天文学を江戸で学んでいたそうで、
50歳まで何をしていたかと言うと…
17歳から佐原で河岸問屋をはじめ多角経営の家業をきりもりし、
街の取りまとめ役も務めいていたそうなのです。

なんだか1人で2人分の生涯を歩んだかのような濃い人生であります。

そして佐原で最初の造り酒屋も名門伊能家。
寛文年間(1661~1672年)から天保10年(1839年)まで
酒造りを手掛けていて、家業を離れ測量中だった忠敬も
主軸事業の酒造りを心配し、旅先からも書状で支持を出した程に
規模の大きな造り酒屋であったようであります。

現在の佐原でも2軒の酒蔵さんで日本酒は醸造されています。そのひとつが東薫酒造。
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週末にもなると沢山の観光客が訪れる人気の蔵です。
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東薫酒造の創業は文政8年(1825年)杜氏は吟醸造りの名人及川杜氏。
「吟醸の造りを基本として、イメージ通りの吟醸酒が造れるようになれば、
他の日本酒もイメージ通りに造れる」と実際に数々の受賞歴を誇る酒蔵であります。
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最近は、プチプチのにごり酒「十富禄酒(ドブロクシュ)」も人気の様子。
微発泡でほんのり甘くて低アルコール。
これもまた吟醸造りの技術力のもと、
現代の趣向をイメージして誕生したお酒なのでありましょう。
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by chibanokoto | 2013-05-22 05:09 | 最近体験した●●●のこと  

市原市のオリーブのこと

千葉県市原市と言えば東京湾沿い工業地帯のイメージですが、
東京湾から少々車を東へ走らせれば、自然豊かな里山に辿りつきます。
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ここで栽培されているのはオリーブ。
高山さんが運営する市原市のオリーブ園「オリーブコミューン」です。

なぜ千葉でオリーブなのか?と訊ねたところ、
「オリーブを収穫出来たら楽しそうでしょ?小屋を建てピザ釜を置いてさ、
オリーブたっぷりのピザを食べる。ワイワイ人が集まるようなオリーブ園」
と楽しそうに語ります。

市原市中野は千葉県の地図上で見れば中心辺り。
内房、外房の海の幸も山の幸も身近だし、
酪農発祥地千葉県はチーズ工房も沢山あって、
なんだか人もピザの具材もワイワイ集まりそうな気がしてきます。

地中海沿岸が主要産地のオリーブですが、
日本で最初に植樹されたのは1862年頃の横須賀とされていて、
国内の産地としては香川県の小豆島が有名であります。
オリーブコミューンの樹も、小豆島の3年生の樹を2年前に植樹した物。
初めて目にしたオリーブの木は、グレーに緑が映えて絵になって、
触ってみたらビワや梨の様に硬くしなやかな木なのでありました。

オリーブは自家受粉しづらい植物なのだそうで、
2種類の品種のオリーブを育て交配させています。
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横に開いて育ち、自家結実性のある【ルッカ】は生育の早い品種。
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縦に真直ぐ伸びて育つ【ミッション】は晩生の品種であります。

そしてこの春「オリーブコミューン」に仲間入りするのが【シェトウィ】
チュニジアのオリーブ園から高山さんへ贈られたオリーブの苗。
チュニジアは北アフリカの国ですが、地中海に面していて対岸はイタリア。
オリーブの生産は古くから盛んで、精油所も多くチュニジアの主要産業なのであります。
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オリーブの木は平和や友好のシンボルとされているそうで、
そんな思いが込められた、チュニジアからのプレゼントです。

オリーブオイルを絞るまでの収穫量を得るには、もう少し時間が必要ですが、
オリーブコミューンの木の成長は、この里山で四季を通じて楽しめます。
訪問した4月下旬は筍掘りを体験させて頂いたし、
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うぐいすが鳴き、こんな珍しい花も見れました。
熊谷草(敦盛草)
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オリーブの木は5~6月には花が咲き、10~11月には実を持ちます。
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園の名前Olive Communeには、
高山さんの3っの思いが込められています。
Communication.
Community.
Common-Good

あと何度か4月にこのオリーブの新芽を見れば、
「千葉のオリーブ、千葉のオリーブオイルを味わえる」
と、思うとワイワイわくわくする春なのでありました。
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by chibanokoto | 2013-04-23 03:44 | 最近体験した●●●のこと